夜尿症(おねしょ)
5歳を過ぎても週に2-3回以上の頻度で、少なくとも3ヶ月以上連続して夜間睡眠中の尿失禁(おもらし)を認めるものを夜尿症と言います。
夜尿症は、夜間睡眠中の覚醒障害(容易に起きない)を基盤として、抗利尿ホルモン(夜間睡眠中に多く分泌され、尿量を少なくするホルモン)の夜間分泌不足による尿量増加や排尿抑制機構(尿を膀胱に溜めておく機能)の未熟性による膀胱容量低下が加わって起こると考えられています。
治療としては、生活指導・おねしょブザー・薬物療法などがあります。

亀頭包皮炎
亀頭包皮炎は、陰茎の亀頭や包皮に、細菌や真菌が感染し炎症を起こす病気です。亀頭や包皮の両方あるいはどちらかだけが、赤くただれを起こし、痛みや痒みが出ます。大人でもこどもでもなります。
治療としては、抗菌薬入りのステロイド軟膏を使用します。真菌感染が疑われる場合は、抗真菌薬の軟膏を使用します。症状が強い場合は、抗菌薬内服を併用することもあります。
